六然会の稽古日記

愛知県東郷町の剣道教室 「六然会」です。

2月10日 土曜日

今日も通常通り、東郷町総合体育館武道場で稽古が行われました。稽古中に子供の様子を目で追っている時に、相手をしていただいていた先生の胴をはずして打ってしまったのを目撃しました。とても痛そうでした‥‥。申し訳なく思い、後で謝りに行ったのですが、「全然気にしなくていい」というお言葉をかけていただきました。
また、稽古中に相手の竹刀が脇に入り、痛くて泣いて下がって来た子がいました。相手の子が謝りに来た時に、保護者のどなたかが、「わざとじゃないし、一生懸命やっててこうなっちゃっただけだから大丈夫だよ」と声を掛け、その子は安心して稽古に戻って行きました。
上の子が中学生の時に部活で、いつも同じ子に「コテが痛い!」と言われ続けたことがありました。下手だった、ということだったのでしょうが、しばらくその子にコテを打ちにくいと、悩みのタネになっていました。
かける言葉や態度によって、その後のお互いの稽古の質が違ってくるのではないかと思います。痛い思いをさせたのだから、心から謝るのは当然です。でも、逆の立場になった時に、自分もどこかで誰かに痛い思いをさせている、お互い様、と思わないと‥‥と、痛いとすぐに泣く我が子によく言い聞かせています。